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あった!

そうそう旅行前の出来事ですっかり忘れていたけど。
リンク家はお引越しをすることになりましたって言ってもシカゴ市内です。

実はうちの大家のStanは1人暮らしをしてて、ここ最近視力の低下が進み1人で暮らしていく事が難しくなってしまったの。 おまけにアパート経営も大変になってしまって。
で、ここの土地を売りに出したら思いのほか早く売れてしまい、買い手の不動産屋から8月一杯で立ち退くよう言われたらしいのだ。 Stanは私たち住民の事を思い交渉してくれて何とか9月末までいられる事に。

だけど、このニュースを聞いたのが8月16日で旅行の1週間前。 何が何でも出発する前までに新しい所を決めたいとその日から毎日毎日インターネットや自分達が住みたいエリアを歩いて回り”Rent”サインの出ているアパートを探し捲くったのよ。 まじ仕事そっちのけだったよ(笑) 今住んでいる環境からあまり遠くに引っ越したくない、だけど人気沸騰のエリアだけに条件に合う家になかなか出会えなくって、部屋を見せてもらっても、汚かったり、古すぎだったり もーガッカリの連続。 それと同時にいかに今まで恵まれた環境に住ませてもらっていたのかってのを痛いほど実感。

だけど諦めずに、その週末も友人に付き合ってもらい朝から家探しに出かけたところ、丁度”Rent”サインを出したばかりのアパートを友人が発見! 早速電話を掛けて部屋を見せてもらう予約を入れたのです。

翌日の夕方その部屋を見せてもらった瞬間 不思議とStanのアパートにいる時と同じような安心感のある空気を感じたのさ。 即行アプリケーションフォームを申請したけど、私たちの前にすでに提出した人がいるっていうじゃない・・・ それでも絶対ここの家に決めたいって思って思って思っていたら、マネジメントオフィスの人から電話があって『あなた達に決まったわ』って。 仕事中だったんだけど、まじ嬉しくって ボスが居ようがお構いなしに”YES”って大声で叫んじゃった あはは

この日の夜、Stanの家に行って新しい家が決まったって事を報告に行ったら、彼もすごく喜んでくれて。 Stanはちょっと郊外にあるリタイアメント・ホームに住む事が決まっているの。 StanやStanの家族は私たち住人を家族のように受け入れてくれていたから離れる事が本当に悲しくって、この時もお互い手を握りながら涙ボロボロ流しながら語ってしまった。

きっとここを離れるのが一番辛いのはStanだろうと思う。
彼は幼少の頃からこの家に暮らしていて家族との沢山の思い出が詰まった場所だから気持ちに区切りをつけるのが私よりもっともっと大変だと思う。

私たちが立ち退いた後はあっという間にセンスのないコンドミニアムが建って破格の値段で売られるのかと思うと何だか切ないね。 この辺はどんどんコンドが立ち並びはじめて、こうやって古き良き建物がなくなってしまう。 あぁ~ぁ 

ま、そんな訳で、私たちはBucktownというエリアに15日以降にお引越しする事になりました。 今住んでいるところから車で10分ほど南に下ったあたりになります。
BarやCafeがすべて徒歩でいける便利なエリアなので、お近くまでお越しの際は是非遊びに来てください。 もちろん日本からのゲストも大歓迎です。

by cheeze14 | 2006-09-07 13:25  

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